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【チートスキルください】『俺だけレベルアップな件』を深夜に読んだら脳汁が止まらなくなった限界OLの叫び

残業後、終電間際の電車に滑り込んで、ぐったりとシートに沈み込んだ水曜日の夜。今日は月末処理と来月の予算資料のダブルパンチで、もう脳みそがスクランブルエッグみたいになっている。こういう時って、SNSを見る気力すらないのに、なぜかマンガアプリだけは開けるんだよね。不思議。で、ホーム画面のおすすめ欄にどーんと出てきたのが『俺だけレベルアップな件』。表紙の主人公、なんかめちゃくちゃオーラ出してて目が青く光ってるし。正直、タイトルだけ見て「はいはい、俺TUEEEEEね」って最初はちょっと斜めに構えてた。

でも、あらすじをちらっと読んで「人類最弱兵器」「E級ハンター」「母親の病院代のために嫌々ながら続けている」って文字列が目に入った瞬間、なんか刺さってしまった。嫌々ながら続けている。……それ、私じゃん。いやハンターじゃなくて事務職だけど。生活のために辞められないっていう部分だけがリアルすぎて、気づいたら1話タップしてた。

そこからが地獄。いや、天国? 電車を乗り過ごした。終電なのに乗り過ごした。いつもの駅を通り過ぎて二駅先まで行って、反対方向のホームで震えながら続きを読んでた。こんなバカなことある? でも止められなかったんだよ、ページをめくる指が。帰宅してからも布団の中でひたすらスクロールして、気づいたら午前3時。明日も仕事なのに。いや、もう今日か。……最悪で最高の水曜日だった。

今日のユウのため息 ── 責任逃れの上司タナカ課長 ──

限界OLユウ - 責任逃れの上司タナカ課長

今日、本当に信じられないことがあった。先月からずっと進めてた取引先への見積もり、タナカ課長が「その方向でいいよ」って言ったから出したのに、先方から修正依頼が来た途端「え、俺そんなこと言った?ユウさんが自分で判断したんじゃないの」って。いや、言ったよ。確実に言った。私のデスクまで来て、見積もり画面のぞき込みながら「うん、それでいこう」って言ったの、隣の席のコバヤシさんも聞いてたよ。でもコバヤシさんは目を合わせてくれなかった。まあそうだよね、巻き込まれたくないもんね。結局、修正作業も先方へのお詫びメールも全部私。課長はもう別の会議に消えてた。

なんか、こういうことが積み重なると、肩のあたりがずっとコンクリート詰められてるみたいに重くなる。今日なんか右の肩甲骨の内側がピキピキして、湿布貼ろうとしたけど一人だと背中の真ん中って絶妙に手が届かない。変な体勢でなんとか貼ったけど、シワシワになってすぐ剥がれた。惨めすぎる。タナカ課長のせいで増えた残業で身体ボロボロにして、それで課長は定時で帰ってるの、なんの冗談だろう。

「責任は俺が取るから」が口癖のくせに、一度たりとも取ってるの見たことない。あの言葉、社交辞令どころかもはやフィクションだよ。…まあいいや、考えるだけ肩が痛くなる。スマホの充電まだ残ってるし、布団の中でマンガ読も。

…まあ、愚痴はこのへんにして。今日の本題いくわ。

作品情報 ── 俺だけレベルアップな件

俺だけレベルアップな件
作品名俺だけレベルアップな件
作者DUBU(REDICE STUDIO), Chugong, h-goon
シリーズ俺だけレベルアップな件
ジャンルバトル・アクション, 異世界系, 冒険, ファンタジー

要するにこういう話。異次元と現実をつなぐ「ゲート」が世界中に出現して、そこからモンスターが湧いてくるようになった世界。「ハンター」と呼ばれる覚醒者たちがダンジョンに潜ってモンスターを倒し、報酬を得る——という設定。で、主人公の水篠旬は、そのハンターの中でも最弱のE級。人類最弱兵器って、ニックネームがもう泣ける。

お母さんの病院代を稼ぐために、命がけの仕事を嫌々続けているっていうのが、もうね。生活のために辞められない仕事って、ジャンル違うけどめちゃくちゃ共感してしまう。で、ある日、ダンジョンの中にさらに隠された高難易度のダンジョンに遭遇して、死にかけるんだけど、そこで特別な能力を手に入れる。自分にだけ見える「デイリークエストウィンドウ」。クエストをクリアしてモンスターを倒せばレベルアップできるっていう、ゲームみたいなシステムが旬にだけ適用される。

一言でまとめると、「最弱だった普通の男が、自分だけの隠しシステムで最強に成り上がっていく話」。この手のジャンルのど真ん中ストレート。だがそれがいい。

見どころ①:「最弱から最強へ」——この成り上がり設定、脳の報酬系を直撃してくる

あらすじを読んだ時点でもう分かった。これは「成り上がりモノ」の王道中の王道だって。E級ハンター、人類最弱兵器と呼ばれて、周りから見下されてた人間が、自分だけのシステムでレベルアップしていく。この構図、もうそれだけでごはん何杯でもいける。だって現実って、努力したからって報われるとは限らないじゃん。毎日残業して、ミスなくExcel叩いて、電話対応して、それでも給料は微増。でもこの作品の世界では、クエストをクリアすれば確実にレベルが上がる。数値で。目に見えて。なにそれ最高じゃん。

「デイリークエスト」っていう仕組みがまた絶妙。毎日届くクエストって、要するに日課でしょ。私の日課は朝の満員電車と昼の弁当と夜の残業だけど、旬のデイリークエストはこなせば確実に強くなれる。同じ「毎日の繰り返し」なのに、こっちとあっちでなんでこんなに差があるんだろう。いや、比べるのが間違ってるのは分かってるけど。

それと、「自分にだけ見えるシステム」っていうのが良い。周りは気づいてない。旬だけがこっそりレベルアップしていく。この「秘密の成長」感、たまらなくないですか。会社でこっそり転職サイト見てる時のドキドキに似てる……いや、全然違うか。でも、「誰にも言えないけど自分だけが知ってる切り札がある」っていうワクワク感は、この手のジャンルの醍醐味だと思う。

あと、ダンジョンの中にさらに隠しダンジョンがあるっていう設定、ゲーム好きの心をくすぐりすぎ。こういう「隠し要素」って、見つけた瞬間のアドレナリンがすごいんだよね。旬はそこで死にかけてるから全然嬉しくなかっただろうけど、読んでるこっちは「きたきたきた!」ってなる。始まりが絶望的であればあるほど、その後の逆転が映えるっていう、物語の黄金法則をガッツリ踏んでるのがうまい。

見どころ②:水篠旬、お前は私が守る(守られてるのは私の方だけど)

主人公の水篠旬。あらすじだけでもう好きになってしまった。E級ハンター、人類最弱兵器。でも辞めない。辞められない。お母さんの病院代のために。……泣くが? この「自分のためじゃなく、大切な人のために耐えてる」っていう設定、ズルいんだよ。応援するしかないじゃん。私だって毎月の家賃と奨学金返済のために事務職続けてるけど、旬は命がけだからね。スケールが違う。でも「嫌々ながら続けてる」という魂の部分では、なんか勝手にシンパシーを感じてしまう。

この手のジャンルの主人公って、最初から強いタイプと、弱いところからスタートするタイプがいるけど、旬は完全に後者。しかも「最弱」っていうラベルまで貼られてる。周りのハンターからどういう目で見られてたか、想像するだけで胸が痛い。うちの会社でいうと、タナカ課長に「おい、まだ終わってないのか」って毎日言われてる新人ちゃんの気持ちに近いのかもしれない。いや、旬の方がもっとキツいか。命がかかってるし。

でもだからこそ、特別な能力を手に入れてからの旬が気になって仕方ない。あらすじを読む限り、レベルアップしていく展開が待ってるわけで。「あの最弱だった旬がここまで……」っていう、読者が親目線になれる構造がもうたまらない。こういう主人公を見ていると、自分がミカ先輩に小言を言われた程度のことでクヨクヨしてるのが馬鹿らしくなってくる。いや、比べるものでもないんだけど。旬、お前が強くなるなら、私も明日の月末処理がんばるよ……という気持ちにさせてくれる、そういう主人公。

見どころ③:レベルアップの快感、ガチで中毒性がヤバい

この作品の一番の「毒」は、レベルアップの爽快感だと思う。あらすじの時点で「デイリークエストをクリアし、モンスターを倒せばレベルアップする」って書いてあるわけで、つまりは成長の実感が数値で可視化されるってこと。これ、現実にはなかなかないのよ。仕事を10年やっても「おめでとうございます! 事務処理スキルがLv.34になりました!」とか言ってくれないし。誰も。タナカ課長は絶対に言わない。

バトル系の作品って、強い敵が出てきて、苦戦して、でも乗り越えて——っていうサイクルが気持ちいい。しかもこの作品、タイトルからして「俺だけレベルアップ」だからね。他のハンターは能力が固定されてる(たぶん)のに、旬だけがどんどん強くなっていく。この「自分だけが成長できる」っていう特別感、疲れた脳に刺さりすぎる。仕事で同期と比べられて「あの子はもう主任なのに」とか言われる現実とは真逆の世界。旬は比べられる側から、比べる必要もないくらい突き抜けていく側になるんだろうなって、あらすじからして想像できる。

読んでる間は確かに「うおおお強くなれ! もっとだ!」って脳汁がドバドバ出る。でもスマホを閉じたら、私のステータスは何も変わってないんだよね。明日も同じExcelを開いて、同じフォーマットに数字を打ち込むだけ。……でもまあ、だからこそまた読むんだけど。この爽快感を味わうために、また明日も仕事を乗り越えて、夜にスマホを開く。ある意味、旬のデイリークエストみたいなもんかもしれない。クリア報酬は「マンガを読める夜」。レベルは上がらないけど。

見どころ④:E級社畜、デイリークエストに既視感を覚える

水篠旬のE級ハンター生活って、なんか既視感がすごいんだよ。最弱と呼ばれながらも辞められない。生活のために。母親のために。……いや私はハンターじゃないけど、「辞めたいのに辞められない仕事」って点では同じじゃない? 毎朝「今日もか……」って思いながらゲートをくぐる旬と、「今日もか……」って思いながら改札をくぐる私。ほぼ一緒。ゲートかゲートか改札かの違いだけ。

タナカ課長なんか、たぶんこの世界だったらD級くらいのハンターで、E級の私に偉そうにしてるタイプだと思う。で、ミカ先輩はB級くらいで、やたら的確にダメ出ししてくるけど実力はあるからグウの音も出ないタイプ。後輩のユナちゃんはC級で、旬を見て「がんばってください!」って素直に応援してくれそう。……いや、何の妄想してるんだろ私。でも「デイリークエスト」っていう概念、マジで現実に欲しい。「今日の書類処理を17時までに終わらせろ」→報酬:事務処理能力+1。とかさ。数値で成長が見えたら、もうちょっとモチベ保てる気がするんだけどな。

同じように毎日を「こなしてる」全ての社畜同志に、この作品は効く。間違いなく。

このマンガはこんな人に刺さるはず

  • 「最弱」「底辺」という言葉に妙な親近感を覚えてしまう人
  • 仕事で評価されない日々に、せめてフィクションの中では成り上がりを見たい人
  • レベルアップ・ステータス画面を見るだけで脳汁が出るゲーマー気質の人
  • 生活のために嫌々働いてるけど、辞める勇気もない同志
  • 深夜のスマホでバトル漫画を読みながら「うおおお」って小声で叫んだことがある人
  • 「俺TUEEE系でしょ?」と舐めてかかって沼に落ちたい人
  • 月曜の朝、出勤前にあと1話だけ……と読んで遅刻しかけたい人

ユウの本音まとめ

正直に言う。私は普段、恋愛マンガとか動物マンガとか、ほわほわした作品で心を癒すタイプの人間で、ゴリゴリのバトルものはそこまで手を出さなかった。でも『俺だけレベルアップな件』は、バトルとか成長とかレベルアップとか、そういう要素の前に「最弱で、辞めたくても辞められない人間が、理不尽な世界で這い上がっていく」っていう骨格がしっかりあるから、ジャンル関係なく刺さった。刺さりすぎて終電乗り過ごした。

あらすじを読む限り、旬の物語はまだまだ先があるんだろうなと思う。E級からどこまで上り詰めるのか、そのデイリークエストの先に何が待ってるのか。それを見届けるまで、私は夜な夜なスマホを握り続けるんだと思う。仕事の疲れも、タナカ課長の小言も、ミカ先輩のため息も、旬がレベルアップする画面を見たら全部どうでもよくなる。一瞬だけど。

現実は相変わらずE級のまま。ステータスウィンドウも見えないし、デイリークエストも届かない。でも、こういうマンガがあるから、明日もゲート……じゃなくて改札をくぐれる。たぶん。きっと。……よし、あと1話だけ読んで寝よう(フラグ)。

今日のOL格言

現実にレベルアップはないけど、推しの覚醒で明日も戦える。

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