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【転生したい夜に】『目の前の惨劇で前世を思い出したけど、あまりにも問題山積みでいっぱいいっぱいです。』が仕事に忙殺されてる私に刺さりすぎた件

残業後、終電間際の電車に滑り込んで、ようやく座席に崩れ落ちた水曜の夜。もう脳みそが完全にシャットダウンしかけてるのに、なぜか手だけは勝手にスマホを開く。今日は特にひどかった。午前中に経理から突き返された書類の修正、午後は来客対応で潰れて、夕方にはタナカ課長から「この資料、明日の朝までに」って追加の爆弾を投げつけられた。私の定時退社はどこに行ったんですか。もう帰りの電車の中くらい、何も考えたくない。ただ何かを読みたい。脳を使わないやつ。でもちょっと没入できるやつ。そんな矛盾した欲望のまま、マンガアプリのおすすめ欄を無心でスクロールしていた。

そしたら出会ってしまった。『目の前の惨劇で前世を思い出したけど、あまりにも問題山積みでいっぱいいっぱいです。』。……いや、タイトル長っ。でも「問題山積みでいっぱいいっぱい」って部分、完全に今の私じゃん。ていうか辺境伯夫人が前世の記憶取り戻すとか、転生先でも大変そうなのがもう共感しかない。気になってタップしたら最後、気づいたら乗り過ごしてた。終電なのに。終電なのに一駅乗り過ごした。深夜のホームで途方に暮れながらも、「まあ読めたからいっか」って思えたの、正直ちょっとどうかしてると思う。

でもそれくらい、序盤から引き込まれてしまったのだ。疲れた脳にもスッと入ってくるのに、物語の密度が濃い。「もう一話だけ」の罠に何度もハマりながら、私はこのマンガにどっぷり沈んでいった。

今日のユウのため息 ── 連休明けの絶望 ──

限界OLユウ - 連休明けの絶望

連休最終日の夜って、なんでこんなに胃が重いんだろう。別に何か悪いもの食べたわけじゃない。むしろ今日なんて昼過ぎまで寝てて、起きてからコンビニのパスタ食べて、ソファでダラダラして、また寝て、夕方にシャワー浴びて……って書き出してみると本当に何もしてない。何もしてないのに疲れてるの、意味がわからない。で、さっきふと思い立ってスマホのカレンダー開いたら、明日の予定欄に「月初処理」って自分で入れたメモが目に飛び込んできて、一瞬息止まった。そうだ、連休明けって即・月初じゃん。請求書の処理とか、経費精算の締めとか、溜まったメールの山とか、考えただけで胃がキュッてなる。あの物理的に胃が縮む感覚、連休最終日にしか発生しない特殊な症状だと思う。

しかも連休中、SNS開くたびに旅行の写真やら友達同士のBBQやらが流れてきて、私は私で「いいね」を押す側の人間として三日間を過ごしてしまった。別に誘われなかったことを恨んでるわけじゃない。ただ、自分から誰かを誘うエネルギーすらなかったんだなって思うと、ちょっとだけ虚しい。一人暮らしの部屋で連休を完走すると、最終日の夜に妙な静けさが襲ってくる。冷蔵庫のブーンって音だけが響いてて、ああ明日からまたあの蛍光灯の下に戻るのかと思うと、布団に潜り込みたくなる。

……まあいいや、寝る前にマンガ読も。現実が重いぶん、甘々なラブコメでも浴びるように読めばちょっとは浮かばれるでしょ、たぶん。

…まあ、愚痴はこのへんにして。今日の本題いくわ。

作品情報 ── 目の前の惨劇で前世を思い出したけど、あまりにも問題山積みでいっぱいいっぱいです。

目の前の惨劇で前世を思い出したけど、あまりにも問題山積みでいっぱいいっぱいです。
作品名目の前の惨劇で前世を思い出したけど、あまりにも問題山積みでいっぱいいっぱいです。
作者まぶた単, 猫石, 茲助
シリーズ目の前の惨劇で前世を思い出したけど、あまりにも問題山積みでいっぱいいっぱいです。
ジャンル異世界系

要するにこういう話だ。異世界の辺境伯夫人・ネオンが、目の前で放置されてる負傷兵を見て、前世――看護師だった頃の記憶をバッと思い出す。そこからトリアージとか、現代の医療知識を駆使して兵士たちの治療を始める、っていう物語。

「看護師の知識で異世界の医療を変えていく」って、もうこの設定だけでワクワクが止まらない。異世界チートって言ったら大体は最強の魔法とか規格外の戦闘力とかだけど、これは「医療知識」がチートになる。しかもファンタジー魔法でピカーンって治すんじゃなくて、トリアージっていう超現実的な技術を使うところがリアルで良い。命の優先順位をつけるって、それだけでもう重い。

ただし、前世の記憶を取り戻したからって全部うまくいくわけじゃないのが、このマンガの肝っぽい。夫である辺境騎士団長との対立もあるらしく、「問題山積み」ってタイトルに偽りなし。転生しても人間関係で揉めるの、もう笑うしかない。異世界に行っても上司(夫)と衝突するって、それ私の日常とどう違うの。

見どころ①:「チートが魔法じゃなくて医療知識」という設定が天才すぎる

異世界転生もので「前世の知識を活かす」っていうのはよくある設定なんだけど、それが「看護師の医療知識」っていうのが、もう刺さりまくる。だってトリアージだよ? 限られた資源の中で、誰を先に助けるか判断するっていう、あの過酷な医療行為。ファンタジーの世界で回復魔法じゃなくて、止血とか応急処置とか、そういう地に足ついた知識で人を救う。この「地味だけど確実に効く」感じ、現実世界で地道に事務作業してる私にはたまらないものがある。

あらすじを読む限り、ネオンが直面する問題は医療だけじゃない。夫である辺境騎士団長との対立がある時点で、「正しいことをしてるのに周りが理解してくれない」っていう構図が見えてくる。これがもう、仕事で「効率化の提案をしたら『前例がない』で却下される」あの感覚と重なるんですよね……。新しい知識や技術を持ち込んでも、既存の組織や価値観に阻まれる。異世界でも、そこは変わらないのか。変わらないからこそリアルで面白いんだけど。

この手のジャンルって、チートで無双してスカッとするパターンが多いけど、「問題山積みでいっぱいいっぱい」ってタイトルに銘打ってるあたり、そう簡単にはいかない感じがする。困難にぶつかりながらも、持てる知識と経験で一つずつ乗り越えていく——たぶんそういう話なんだと思う。そしてそういう「一筋縄じゃいかない」物語のほうが、私みたいな毎日問題山積みの人間には逆に響く。都合よく全部うまくいく話よりも、「わかる、うまくいかないよね」って共感できるほうが、不思議と読み続けたくなるから。

それと、舞台が辺境っていうのも良い。王都のキラキラした宮廷じゃなくて、戦場に近い辺境。放置された負傷兵がいるような、余裕のない場所。そこで奮闘する主人公って構図が、もう最初からドラマチック。資源も人手も足りない中でやりくりするって、まさに私の月末の事務処理と同じ……いや、命がかかってる分こっちのほうが断然シリアスなんだけど、「足りないものだらけの中で何とかする」って感覚は、妙にシンパシーを感じてしまうのだ。

見どころ②:ネオン、あなたは私の理想の「できる先輩」だよ

主人公のネオン。辺境伯夫人という身分でありながら、前世は看護師。この二面性がたまらない。貴族の立場と、現場で血まみれになりながら患者を救ってきた医療者の魂。あらすじを読む限り、彼女は負傷兵が放置されているのを見て前世の記憶が蘇るわけで、つまり「見て見ぬふりができない人」なんだよね。目の前の惨劇に対して、身分とか立場とか関係なく手を差し伸べる。……私も見習いたいけど、正直、仕事で自分の業務外のことに手を出すと大体ロクなことにならない。でもネオンはやる。その覚悟が眩しい。

そして夫である辺境騎士団長。あらすじに「対立」って書いてあるの、もう気になりすぎる。たぶんネオンのやり方と、騎士団長としての立場や考え方がぶつかるんだろうなって想像できる。この「味方のはずの人と衝突する」っていう関係性、物語を深くするよね。単純に敵を倒す話じゃなくて、身近な人との価値観のぶつかり合い。職場でもあるじゃないですか、同じチームなのに方向性が合わないこと。タナカ課長と私の関係みたいな……いや、タナカ課長は別に騎士団長みたいにカッコよくないけど。対立の構図だけは同じ。

この作品、たぶん名もない負傷兵たちの存在も大きいんじゃないかと思う。ネオンが必死に助けようとする一人ひとりの命。「この手のジャンル」では省略されがちなモブの命にちゃんとスポットが当たってるなら、それだけでもう読む価値がある。職場でもそうだけど、目立たないところで頑張ってる人って絶対いて、そういう人が報われる瞬間があるなら泣いてしまいそう。

あと、ネオンが「いっぱいいっぱい」になってるところも正直推しポイント。完璧超人じゃなくて、前世の知識を持ちつつも現実の問題に押しつぶされそうになってる。そのリアルさが、深夜にスマホでマンガ読んでる疲れた私を「一人じゃないよ」って抱きしめてくれる気がする。勝手に。

見どころ③:転生しても問題山積みだけど、それでも「やれることがある」って最高

異世界転生ものの醍醐味って、「今の自分じゃない誰かになれる」ことだと思ってた。でもこのマンガを知って、ちょっと考えが変わった。ネオンは異世界に転生してるけど、前世の記憶を取り戻した後もいっぱいいっぱいで、問題は山積み。つまり、転生したからって楽になるわけじゃない。じゃあ何が違うかって言ったら、「前世で培った知識やスキルを使って、目の前の問題に立ち向かえる」ってことなんだと思う。

これ、すごくないですか。現実の私には異世界に転生する手段はないけど、ネオンの姿を見てると「今持ってるスキルで、目の前のことを何とかする」っていうメッセージを勝手に受け取ってしまう。看護師の知識が異世界で人を救うなら、私の事務処理スキルだって……いや、事務処理スキルで世界は救えないか。せいぜい月末の請求書を期限内に片付けるくらいだけど。でもまあ、それも誰かの役には立ってる……はず。

結局、どの世界にいても問題はなくならないし、人間関係の摩擦は発生するし、いっぱいいっぱいになる瞬間はある。でもこの作品は、そういう現実を描きながらも、「それでも前に進む主人公」を見せてくれるんだろうなと思う。現実逃避として読み始めたはずなのに、気づいたら現実を生きる活力をもらってる。不思議な話だ。……まあ、それでも明日の朝、目覚ましが鳴ったら「あと5分」って言うんだけどね。異世界に転生できない以上、電車には乗らないといけないし。

見どころ④:「いっぱいいっぱい」は異世界も現実も共通言語

「問題山積みでいっぱいいっぱい」ってタイトルを見た瞬間、「それ私やん」って口に出た。電車の中で。小声で。周りの乗客にはバレてないと信じたい。でも本当にそうなんだもん。月曜から金曜まで、次から次へと降ってくるタスク。解決したと思ったら新しい問題が生まれる。タナカ課長の「ちょっといい?」から始まる追加業務。ミカ先輩の「これ、ユウちゃんのほうが詳しいでしょ?」っていう善意の丸投げ。全部が積み重なって、いっぱいいっぱい。

ネオンは前世の看護師経験を武器にして問題に立ち向かってるわけだけど、私も一応、5年間の事務経験があるんですよ。Excelのショートカットキーなら結構知ってるし、郵便の集荷時間も把握してるし……スケールが違いすぎて泣けてくるけど、「自分にできることで目の前の仕事を片付ける」っていう姿勢は同じだと思いたい。ネオンがトリアージで命の優先順位をつけるなら、私はタスクの優先順位をつける。やってることの重みは全然違うけど、「いっぱいいっぱい」の中で何とかしようとしてる点だけは、同じ仲間だよね。ネオン。勝手に仲間にしてごめん。

このマンガはこんな人に刺さるはず

  • 仕事が山積みで毎日いっぱいいっぱいな全ての社会人
  • 前世が看護師じゃなくても「現場で培ったスキル」に誇りを持ちたい人
  • 異世界に転生しても結局苦労するタイプだと自覚してる人
  • 「正しいことをしてるのに理解されない」経験がある人
  • 夫婦とか身近な人との価値観の違いに悩んだことがある人
  • 医療もの・お仕事系の異世界マンガに興味がある人
  • 深夜の電車でマンガを読んで乗り過ごしたことがある同志

ユウの本音まとめ

このマンガ、タイトルの長さに最初はちょっと笑ったけど、読み始めたら全然笑えないくらい引き込まれた。異世界転生ものなのに、主人公が使うのは魔法じゃなくて医療知識。チートなのに泥臭い。その矛盾がたまらなく良い。あらすじを読む限り、ネオンは「いっぱいいっぱい」になりながらも、前世の経験を武器に一歩ずつ前に進んでいくんだと思う。そしてその姿が、同じくいっぱいいっぱいな私の心を不思議と軽くしてくれる。

夫との対立、負傷兵の治療、辺境という過酷な環境。問題だらけの中で奮闘する主人公の姿は、スカッとする無双ものとは違う種類の力をくれる。「完璧じゃなくてもいい、手を動かし続けることに意味がある」って、そういうことをこのマンガは言ってくれてる気がする。いや、たぶん私が勝手に読み取ってるだけなんだけど。でもマンガってそういうもんだよね。読者が勝手に救われるもの。

続きが出たら、次こそは乗り過ごさないように家で読もう。……いや、たぶんまた電車で読む。だって帰りの電車くらいしか自分の時間がないんだもの。明日もまた問題山積みだけど、ネオンが頑張ってるなら私も何とかなる気がする。気がするだけで何ともならない可能性も高いけど、それでもまあ、会社には行ける。たぶん。

今日のOL格言

転生しても問題は山積み。でも手を動かせる自分がいるなら、それでいい。

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