遠距離恋愛の果てに豹変した婚約者へ、5年間の沈黙を経て牙を剥く壮絶な復讐劇。SNSの偽りキラキラ投稿に胃もたれしている時に読むと、最高にスカッとする。
キラキラSNSの裏側に潜むドブ川のような本音

同級生のサヤカがインスタに「旦那様からサプライズの花束♡」なんて投稿してるのを見かけるたび、指が勝手にミュートボタンを探す。でも、偶然見つけちゃったんだよね、彼女の裏垢。そこには「給料泥棒のモラハラ男、早く消えろ」とか「今日もワンオペ、マジで地獄」って呪詛の言葉が並んでて、それを見た瞬間のあの、ドロっとした安心感。性格悪いのは分かってるけど、これが私の唯一の栄養剤なんだから仕方ない。
結局、誰もが何かしらの地獄を抱えて生きてるんだよね。誰とも会話してない休日の終わりに、コンビニ店員と「レジ袋いりません」のやり取りしかしてない自分の空虚さも、他人の不幸を見れば「まだマシかな」って思えてくるから不思議。こんなクソみたいな現実を忘れるには、もっと深くて暗い、他人の泥沼にどっぷり浸かって現実逃避するしかない。
今日のデトックス用マンガ
| 作品タイトル | やっとお前が地獄に行くとこ見れるね〜商社マンに遠距離不倫されていた私の5年間〜 |
|---|---|
| 作者 | BB編集室・本多モコ |
| 出版社 | ガールスカウトコミックス |
信じていた5年間を復讐の準備期間に変えた女の執念
仙台で愛を誓い、東京の超有名商社へ就職した慶介。遠距離になっても千秋は彼を信じていたけど、慶介は都会の空気に秒速で毒されたみたい。繰り返される派手な浮気、自分に向けられる嘘の数々。普通の女なら泣いて別れるところだけど、千秋は違った。「この男を5年間泳がせる」という狂気にも似た忍耐を選んだんだよね。
物語は結婚式まであと3ヶ月というところから始まる。千秋が淡々と、でも確実に慶介を地獄へ引きずり下ろそうとする姿が怖すぎるし最高。ただのサレ妻ストーリーじゃなくて、5年分の恨みが煮詰まった極上のドロ沼劇。慶介のあの余裕ぶったツラがどう崩れるのか、まだ序盤だけど期待しかない。
誠実な男が東京の商社に入ってクズ化する絶望感
商社マンになった途端に自分が偉くなったと勘違いして、地元の彼女を蔑ろにする慶介。こういう「環境で変わっちゃう男」のリアリティがすごくて、読んでてストゼロが進む。千秋が慶介の嘘を知りながら、微笑んで「楽しみだね」って言うシーンの温度差がエグい。復讐って、一瞬の怒りじゃなくて、静かに冷たく熟成させるものなんだって教えられる。
自分を裏切った相手に対して、これだけ時間をかけて丁寧に罠を張れる千秋の精神力が羨ましい。私なら1ヶ月で耐えられなくなって、スマホの画面叩き割ってる。5年間も地獄を隣で眺め続けてきた彼女が、最後にどんな景色を慶介に見せるのか。他人の不幸は蜜の味って言うけど、これはもう蜜を通り越して劇薬レベルの快感だわ。

このマンガはこんな人に刺さるはず
- 自分を裏切った相手を徹底的に潰したい人
- SNSのキラキラした嘘にヘドが出そうな人
- じわじわ追い詰めるタイプの復讐劇が好きな人
今夜は他人の破滅を肴に酒を飲む
仕事で理不尽に耐えて、SNSで他人の幸せ(自称)を見せつけられて、すり減った心に一番効くのは、こういう「正当な復讐」なんだと思う。千秋の冷徹な眼差しは、私たちの代わりに社会や不誠実な人間への怒りを体現してくれてる。まだ序盤しか読んでないけど、これから慶介がどう詰んでいくのか想像するだけで、明日もなんとか会社に行けそうな気がしてくるから不思議。
現実で復讐なんてしたら疲れるだけだけど、マンガの中でならどれだけ残酷にやり返しても許される。「いいぞもっとやれ」って心の底から野次馬根性を全開にできるこの感覚、これこそが限界OLにとって最高のデトックス。ストレスで爆発しそうな夜は、この作品を読んで一緒に慶介の転落をニヤニヤしながら見守ろうよ。

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