モデル兼会社員という完璧な人生の裏側に潜む、セックスレスと夫の不穏な嘘を描いた物語。
「自分だけが置いていかれている」という焦燥感や、仮面夫婦の空虚さに疲れた夜に読んでほしいわ。
後輩のキラキラマウントで耳が腐りそう

後輩のユナちゃん、今日も「無自覚な毒」を撒き散らしてくれたわね。22歳のピチピチした肌で「最近、肌の曲がり角とか気になります?私、サプリで対策してるんで余裕です〜」とか、嫌味じゃなきゃ何なのよ。
こっちは1日中デスクワークで、ふくらはぎがパンパンに張って、まるで鉛でも詰め込まれたみたいに重いっていうのに。帰りにスーパーで値引きシールを必死に探してる私の横で、彼女は「彼がサプライズで新作のバッグくれたんです、重くて肩凝っちゃう〜」なんて笑ってるし。
家賃と光熱費の引き落とし予定額を確認して、通帳の残高にため息をつく私とは住む世界が違うのね。そんな眩しすぎる現実から逃げるには、自分よりキラキラしてる人間がどん底に落ちていくドロドロの物語を眺めるのが、唯一のデトックスなんだわ。
今日のデトックス用マンガ
| 作品名 | 夫は嘘をついている〜二人の指輪が外れるまで〜 |
|---|---|
| 作者 | サトウチセ |
| 出版社 | 祥伝社 |
完璧な夫婦の裏側に潜む冷え切った寝室
主人公の杏奈は、モデルもこなす会社員で夫は期待のフォトグラファーっていう、SNSに流れてきたら即ミュート案件の「勝ち組」女子。でも、現実はプロの夫に撮られる自分だけが綺麗にパッケージ化されて、肝心の中身は深刻なセックスレスっていう虚無を抱えているんだわ。
そんな危ういバランスで保たれていた夫婦生活に、大嶋ユリという謎の女が登場したことで、杏奈の「イージーモード」な人生がガタガタと崩れ始めるの。夫が隠している嘘は何なのか、そして指輪が外れるその時、二人は何を失うのかっていう、ゾクゾクする展開が待っているわ。
幸せという仮面が剥がれ落ちる不気味さ
「ずっとイージーモードな人生」なんて言いきれちゃう主人公に、最初はちょっとした苛立ちを感じたけど、読み進めるとその慢心が崩れていく様がなんとも言えない快感なのよね。レスに悩む女の孤独感と、自分を撮る夫の瞳の奥に別の誰かが透けて見えるような不気味さがリアルすぎて、こっちの胃まで痛くなるわ。
特に、不穏な影として現れるユリの存在感が、ただの浮気相手っていう枠を超えていてゾッとするの。完璧だったはずの日常に、取り返しのつかないヒビが入っていく音を覗き見している感覚。自分よりも綺麗な世界にいた人間が苦悩する姿は、残念ながら最高の酒の肴になるのよね。

このマンガはこんな人に刺さるはず
- 表面上の幸せと現実のギャップに苦しんでいる
- セックスレスによる自己肯定感の崩壊を経験した
- 他人の完璧な人生が壊れていく過程を覗き見したい
壊れていく日常を覗き見て心を落ち着けるわ
この作品は、キラキラした皮を一枚剥げば、そこにはドロドロした嘘と寂しさが詰まっていることを教えてくれるわ。ユナちゃんみたいな「無自覚に幸せ自慢してくる層」にも、きっとこういう人には言えない闇があるんじゃないかって妄想するだけで、少しだけ心が軽くなるのよね。
深夜に一人、冷えた缶チューハイを飲みながら、他人の結婚生活が崩壊していく様を消費する。これ以上のデトックスってあるかしら?自分の人生は平凡で疲れるだけだけど、あんな修羅場よりはマシかも、って思わせてくれるこの物語に感謝して寝るわ。気になったら、まずはその指輪の裏にある嘘を覗いてみて。

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