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愛とかいいから抱きしめて|あらすじ&感想【ネタバレなし】

田舎で介護と仕事に追われる35歳独身女性が、事故をきっかけに危険で甘い関係に引きずり込まれていく物語。代わり映えのしない日常に絶望している人や、強引な救済を求めている人に突き刺さるはず。

理不尽な不運の連鎖に心底愛想が尽きた

限界OLユウの現実逃避

朝からお気に入りのストッキングが伝線して、駅のトイレで絶望したところから私の一日は始まった。コンビニで慌てて買った安物も、なんだかサイズが合わなくて一日中足首が気持ち悪い。おまけに帰りは突然の雨で、コンビニの傘立てに置いてた私の傘が綺麗さっぱりなくなってた。誰だよ、平気で他人の傘を持って帰る無神経な奴は。

雨の中、ヒールでパンパンに浮腫んだ足を引きずって歩きながら、自分の人生ってこういう惨めな不運の積み重ねで終わるのかなって、虚しさで笑えてきた。 真面目に生きてても傘一本守れないなんて、社会は本当に理不尽。こんなクソみたいな現実、ストゼロ片手に他人のドロドロした人生でも覗き見して、脳みそからアルコールと一緒に溶かして捨てなきゃやってられない。

今日のデトックス用マンガ

作品タイトル 愛とかいいから抱きしめて
作者 鳴海涼
出版社 シーモアコミックス

事故の代償は一夜限りの身体の関係

主人公のゆり子は35歳独身。職場の幼稚園ではお局扱い、家では足の悪い父親の世話。自分の人生なんてこのまま田舎で細々と終わるだけだと思ってた矢先に、車の接触事故を起こしちゃう。そこで相手の男・壮介から提案されたのが、修理代の代わりに「一晩つきあえ」っていう、現実じゃありえないような無茶苦茶な条件だった。

流されるままに関係を持ってしまうんだけど、後からその男がまさかの園児の父親だって判明。さらに、そこに生意気な年下の理事長まで絡んできて、ゆり子の静かだった人生が音を立てて崩れていく。まだ序盤しか読んでないけど、逃げ場のない田舎の空気感と、そこから強引に引っ張り出される背徳感がたまらない予感がしてる。

枯れた35歳に訪れる不器用な三角関係の予感

30代も半ばになると、恋愛なんて面倒くさいし、自分にはもう関係ないって諦めちゃう気持ち、痛いほどわかる。ゆり子が自分の人生を「退屈」って切り捨ててるのも、他人事とは思えない。そんな枯れ果てた日常に、無理やり土足で踏み込んでくる男たちの存在は、倫理的にはアウトでも、エンタメとしては最高のご馳走。「一晩でチャラにしてやる」なんて、傲慢だけど究極の救済に聞こえちゃうのが、疲れた女の末路って感じ。

しかも相手が「園児のパパ」っていう、いかにもドロドロしそうな設定が最高。さらに年下の理事長まで出てくるなんて、これからどれだけ引っ掻き回してくれるのか期待しかない。不器用な大人たちが、理性と本能の間でどう揺れ動くのか。冷えた缶チューハイを飲みながら、安全な場所からその崩壊を見届けるのが、今の私の唯一の楽しみ。

正しい不倫|あらすじ&感想【ネタバレなし】

このマンガはこんな人に刺さるはず

  • 自分の人生がこのまま終わることに諦めを感じている人
  • 強引な男に振り回される非日常を疑似体験したい人
  • ドロドロした人間関係を安全な場所から眺めたい人

毒を食らわば皿までの精神で読み耽る

現実の不運はただのストレスでしかないけど、マンガの中の不運は極上のスパイスになる。傘を盗まれてずぶ濡れになった惨めな夜も、この作品のヒリヒリした展開に没入していれば、少しだけ忘れられる気がする。正しい生き方なんて仕事中だけで十分。深夜くらいは、こういう倫理観が少しバグった世界に逃げ込んでもバチは当たらないはず。

枯れ果てた日常に刺激が足りない、あるいは自分の惨めさを他人の泥沼で上書きしたいって人は、ぜひ読んでみて。ゆり子の不器用な足掻きを見てると、自分だけが欠陥品じゃないって思えて、少しだけ救われる気がするから。さて、続きを読んで、この虚しい現実を完全にシャットアウトすることにする。

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