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最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか|あらすじ&感想【ネタバレなし】

理不尽な罪を着せられて婚約破棄を突きつけられた令嬢が、溜まりに溜まった鬱憤を拳で晴らす爽快な物語。周囲の勝手な言い分にブチ切れそうな夜にこそ読んでほしい一冊。

深夜のコンビニ飯とストゼロが私のガソリン

限界OLユウの現実逃避

仕事が終わって、スーパーが開いている時間に帰れるわけもない。結局いつものコンビニに吸い込まれる。カゴに入れるのは、上げ底された茶色い弁当と、期間限定のフレーバーがついたストロングゼロ。それと、気休めにもならない特保のお茶。レジで温めてもらった弁当を抱えて帰る道、ビニール袋がガサガサ鳴るたびに、自分の人生の薄っぺらさを突きつけられる気がしてため息が出る。

台所に立つ気力なんて一ミリもない。シンクには数日前のコップが放置されたまま。深夜に食べる高カロリーな揚げ物と、脳を麻痺させるアルコール。 明日の肌荒れとか健康診断の結果とか、正直もうどうでもいい。誰とも会話せずに終わった一日の終わりに、この一口が自分への唯一の報酬なんだから。虚無感に押しつぶされそうなときは、現実の自分とは正反対の、強くて美しい女が理不尽をぶち壊す様を覗き見して、現実逃避するしかない。

今日のデトックス用マンガ

作品タイトル 最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか
作者 ほおのきソラ・鳳ナナ
出版社 アルファポリス

我慢の限界を超えた令嬢の華麗なる反撃

きらびやかな舞踏会の最中に、おバカな第二王子からいきなり婚約破棄を告げられるスカーレット。それどころか、身に覚えのない罪を並べ立てられて「悪役令嬢」呼ばわりされる始末。周りの貴族たちも同調して、寄ってたかって彼女を糾弾するっていう、見てるだけで胸糞が悪くなる展開が続く。

でも、このヒロインは一味違う。今までずっと耐えてきたけれど、王子のあまりの愚かさについに我慢の限界を迎える。そこで彼女が口にした「最後のお願い」が、「貴方達をブッ飛ばしてもよろしいですか?」っていう一言。そこからはもう、言葉の通じない相手には物理で分からせるっていう、清々しいまでの大暴れが始まる。

愛想笑いしかできない私には眩しすぎる拳

このスカーレットの潔さ、マジで憧れる。私たちだって、職場で理不尽な仕事を押し付ける奴や、手柄だけ持っていく無能に対して、「ちょっと表出ろ」って言いたい夜がある。それを彼女は、ドレス姿で華麗に(というか物理的に)実行してくれるんだから。まだ序盤しか読んでないけど、理不尽を力でねじ伏せるカタルシスがすごすぎて、飲んでたストゼロを吹き出しそうになった。

丁寧な言葉遣いを崩さずに、容赦なく拳を叩き込むギャップがたまらない。黙って耐えるのが美徳なんて、一体どこの誰が決めたんだろう。自分の尊厳を傷つける相手には、これくらい容赦なくていいんだって教えられる気がする。まあ、現実の私は明日も愛想笑いでやり過ごすしかないんだけど。

学童不倫 〜役員ママたちは夫のオンナでした〜|あらすじ&感想【ネタバレなし】

このマンガはこんな人に刺さるはず

  • 理不尽な批判を受けてイライラが止まらない人
  • 口先だけの無能な男をボコボコにしたい人
  • 「悪役」という言葉を逆手に取る強さに惹かれる人

明日を生き抜くためのデトックスに最適

明日もまた、理不尽な要求に「承知いたしました」って愛想笑いで応えなきゃいけない。でも、スマホの中で暴れるスカーレットを見てると、少しだけ胸のつかえが取れる。コンビニ飯で胃を汚して、マンガで心を洗う。これが、現代を生き抜く限界OLの正しい夜の過ごし方だと思ってる。

一日の終わりに感じるどうしようもない虚無感を、彼女の拳が粉砕してくれる。ストレスが溜まって爆発しそうな人は、彼女の華麗な立ち振る舞いを見て、脳内で一緒に拳を振るってみてほしい。少しはスッキリして眠れるはずだから。

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